ハク　街散策

私：十光通りの花屋でラベンダーを選ぼう
私：ラベンダー、2種類売ってるけど値段が全然違う……
私：すみません、どこが違うんですか？
店員：こっちは国産で、あっちは輸入物なんです。
私：なるほど、ありがとうございます。じゃあこちらのを一束ください！
私：安かろう悪かろうにならないように、ね。

占い師：まさか駅隣りの緑地公園で不吉な相がある人に出会うなんて
占い師：そこのお花を持っているお嬢さん、顔に不吉な相が出ているよ。お守りを買わんかね？
[どうも、結構です]
占い師：あっ、ちょっと、親切心で教えてあげてるんだよ！
ハク：彼女はいらないって言っただろ？
私：ハク！？
占い師：私に手を出そうとするなんて、若いの、天罰が下ってもいいのかい！
ハク：天罰なんてものは信じていない。続きは署で聞こう。
私：詐欺師を捕まえるのもハクの仕事なの？
ハク：ちょうど暇ができてな。署内の雑用を手伝ってるんだ。
私：ここでハクに会うなんて思ってもなかったよ。

ハク：俺と一緒に朝日通りの警察局に戻ろう
私：事情聴取も終わったし、私は先に帰るね。
ハク：俺が送ろう。
[自分で帰るからいいよ]
ハク：暗くなってきたし、心配だからな。
私：もうこんな時間。ついでだから一緒にご飯でも食べない？
ハク：そうだな。梓通りの方に新しく出来た店があるが、どうだ？
私：でも、そこって遠くない！？
ハク：飛んでいけば遠くないさ。
ハク：しっかりつかまってろよ。

私：新光百貨店で布を選ぼう
私：生地を売ってる店があるなんで思ってなかった。
私：でも、見てるうちに迷ってどれを選べばいいか分からなくなっちゃった……
店員：どのようなものをお探しですか？
[快適な生地]
店員：それならこれはどうです？シルクなので冬は暖かく、夏は涼しいですよ。
私：悪くないけど、男性には似合わない気がする……
店員：九渓古街にある支店に行かれてみてはどうですか？こちらが住所です。
私：分かりました。ありがとうございます。

店員：九渓古街の支店に行ってみたほうがいいです
私：なんとかぴったりなのが見つかった！
私：すみません、これを5メートルくれませんか？
店主：申し訳ありませんが、その生地は切り売りしかしないんですよ。他の商品でもよろしいですか？
私：色々見た中でこれが一番ぴったりなんです。何とか対応してもらえませんか？
店主：ダメなものはダメです。
私：分かりました。じゃあ丸ごと買うということで……

ハク：駅でおまえに会えるなんて
私：タクシーが全然捕まらない。地下鉄に乗るしかない。
ハク：おまえはまた何を買ったんだ……
私：（どうしてハクの誕生日プレゼントを買いに来るといつも本人に会っちゃうの！？）
ハク：俺が持とう。
私：自分で持つからいいよ！
ハク：重くないのか？
私：もちろん重いよ。
ハク：それなら無理するな。俺にとってはどうってことない。
私：……ありがとう。
私：（中の物を見なければいいんだけど……）